01

推薦入試で見られること

都立の推薦入試では、通知表の成績(調査書)に加えて、全員が個人面接を受けます。ほかに作文や小論文など、学校ごとに決めた検査があります。 自己PRカードは点数になりませんが、面接はこのカードをもとに行われます。つまり、自己PRカード・作文・面接は別々の準備ではなく、一続きです。「自分は何を大事にしてきたか」が決まると、三つとも書きやすく、話しやすくなります。

02

自己PRカードに書くことがないとき

▶ 画像を押すと、動画の1分53秒から再生します。

「部活の部長も、生徒会も、賞もない」 それでも自己PRの材料は見つかります。眞野先生が、毎日のどこに目を向けるかを話しています。

推薦入試の自己PRに、賞や役職は必須ではありません。毎日の犬の散歩からは続ける力が、好きなことへの熱中からは取り組む姿勢が伝わります。手を挙げるタイプではない子でも、真面目さや、周りを見て支えた経験を材料にできます。

▶ 画像を押すと、動画の8分42秒から再生します。

自分の良いところは分からなくても、気になるところなら言える。そこから長所を見つける方法です。

中学生は、自分の長所を聞かれても答えにくいものです。教室では短所と長所を同時に出してもらい、「おせっかい」を「面倒見がいい」のように別の面から見直します。気になる性質の中に、伝えられる長所が見つかります。

材料が見つかったら、次は「その経験から何が伝わるか」を言葉にします。「努力家です」とだけ書くより、何を続けてきたかの具体例があるほうが伝わります。

03

作文のテーマと書き方

この動画は2024年12月公開で、令和7年度入試に向けた内容です。▶ 画像を押すと、動画の58秒から再生します。

作文が苦手な子ほど「いきなり書く」ことでつまずきます。あおぞら作文教室では、書く前に話すことから始めます。

作文の練習は、書く前の準備から始まります。教室では会話をしながら、長所・短所、好きな科目・苦手な科目を整理し、本人の希望と志望校が合っているかを確かめます。何を書くかが決まると、作文も自己PRも書き始められます。

推薦の作文では、自分の経験をもとに書く問題が出ることがあります。たとえば令和8年度の都立足立高校は「あきらめずに行動した経験」、足立新田高校は「物事を最後までやり遂げることの大切さ」を、自分の経験を踏まえて書く問題でした。

テーマは学校ごと、年度ごとに違います。まず志望校の過去の問題を、親子で一度見てください。東京都教育委員会のサイトで、過去の作文・小論文のテーマが公開されています。

作文が苦手なお子さんの今の様子を、初回の相談で聞かせてください。

04

面接でよく聞かれること

面接は、自己PRカードをもとに行われます。カードに書いたことと話すことが食い違わないよう、カードと面接は一続きで準備します。 志望理由、中学校で力を入れたこと、高校でしたいことなど、何を聞かれても「なぜそう思うのか」を自分の言葉で答えられることが大切です。暗記した文を読み上げるより、自分の経験に結びついた言葉のほうが伝わります。 学校によっては、面接の中で決められた時間の自己PRをするところや、集団討論を行うところもあります。志望校の実施方法は、東京都教育委員会の一覧で確かめられます。

05

内申と推薦の関係

推薦でも、通知表の成績(調査書)は点数に入ります。評定(5段階)を使う学校と、観点別の評価を使う学校があります。配点も学校ごとに違い、たとえば令和9年度の都立足立高校は、調査書450点・面接240点・作文240点です。 通知表の評定は、テストの点数の区切りで決まるものではなく、教科の目標に照らした学習の状況で決まります。成績は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で見られます。生活の様子は、評定とは別の欄で見られます。 内申が足りるかは、志望校の配点と中学校の校内の基準で変わります。担任の先生にも確かめてください。

06

一般受検との両立

▶ 画像を押すと、動画の2分18秒から再生します。

推薦の準備には時間がかかります。一般入試の勉強とどう両立するか、眞野先生の考えです。

推薦入試の作文と面接の準備には、思っている以上に時間がかかります。眞野先生のおすすめは、授業を本気で受けて一般入試の勉強を進め、家での時間の半分ほどを推薦の準備にあてることです。推薦を目指しながら、一般入試の準備も続けます。

推薦の結果が出るのは2月2日、一般入試の学力検査は2月21日です。推薦で結果が出なくても、一般入試で同じ学校や別の学校を受けられます。早く始めるほど、両方の準備に余裕が生まれます。

07

親子で話しにくいとき

この動画は読書感想文の回(2026年8月公開)です。親子だと待てない、という話から始まります。▶ 画像を押すと、動画の11分45秒から再生します。

親と子、先生と生徒は、本音を言いにくい関係になりがちです。

親と子、先生と生徒は、本音を言いにくい関係になりがちです。教室の先生は「どうしたいの?」「一緒に考えよう」と、第三の大人として話を聞きます。親子で取り組むときは、保護者自身の失敗談を話したり、問題を一緒に見たりするのもおすすめです。

家庭で面接の練習ができるなら、それも大切な準備です。親には話しにくい時期なら、親でも学校の先生でもない大人と一緒に準備する方法があります。

08

推薦を受けるか決める前に

推薦入試は、かんたんな入試ではありません。令和8年度の都立推薦(全日制)は、受けた約2万人(20,428人)のうち、合格は約9千人(9,150人)でした。倍率は全体で2.18倍、普通科(コース・単位制以外)では2.50倍です。学科によっても差があります。

決める前に、知っておきたいことがあります。

  • 推薦で受けられるのは第1志望の1校(1つの科・コース)だけで、出願後に変えることはできません。
  • 推薦で合格したら、その学校に入学します。都立の一般入試は受けられません。
  • 作文と面接の準備には時間がかかります。その分、一般入試の勉強の時間が減ります。

内申に比べて模試の結果が高い子や、作文や面接への苦手意識がとても強い子は、一般入試に力を集めたほうがよい場合もあります。相談の結果、「今年は一般入試に絞りましょう」とお話しすることもあります。推薦を受けるかどうかを決めるための相談も、歓迎しています。

令和9年度の日程(東京都教育委員会)

推薦出願 2027年1月8日〜18日(ネットでの入力は2026年12月18日から)/検査 1月26日・27日/合格発表 2月2日
一般(第一次募集)出願 1月29日〜2月4日/学力検査 2月21日/合格発表 3月1日
09

あおぞら作文教室の推薦クラス

期間8月〜1月末
1コマ120分
教室五反野本校(足立区)・阿佐ヶ谷校(杉並区)
形式講師1人に生徒2〜5名。一人ひとりの準備に合わせて進めます
内容作文・小論文、自己PRカード、面接・面接原稿(面接まで準備する場合は20コマ以上)
入会金・教材費かかりません
途中から10月以降に始める方もいます

料金とお申込みの流れは、申込みページにまとめています。

何コマ必要か、今からで間に合うかも、相談でお答えします。

LINEで先に質問する

10

よくある質問

自己PRカードは点数になりますか?

自己PRカードそのものに点数はつきません。ただし、面接はこのカードをもとに行われます。書いたことを自分の言葉で話せるように準備します。

推薦がだめだったら、一般入試は受けられますか?

受けられます。推薦で結果が出なくても、2月の学力検査(一般入試)で同じ学校や別の学校を受けられます。

推薦は何校受けられますか?

第1志望の1校(1つの科・コース)だけです。出願後に変えることはできません。

推薦に合格したら、一般入試も受けられますか?

推薦で合格した場合は、その学校に入学することになり、都立の一般入試は受けられません。

推薦の出願には、何が必要ですか?

通っている中学校の校長先生の推薦が必要です。校内の基準は中学校ごとに違うので、まず担任の先生に相談してください。

推薦の検査には、何がありますか?

全員に個人面接があり、ほかに作文や小論文、実技検査など、学校ごとに決めた検査が1つ以上あります。出願のときの入学考査料は、全日制で2,200円です。